8回も中に出しました・・


私の高校生の頃の話をしたいと思います。
私の母校は県内の普通科公立高校。偏差値は50を少し超えるくらいでしたが、繁華街が近くにあるせいか、入学した生徒が漏れなく遊びに走り、ほとほと呆れるような進学実績の学校でした。今思えば恥ずかしい話です…
しかし、当時私はどこか気取っており、遊び呆ける人達を冷ややかな目で見るのがかっこいいと思っている節がありました。
また、学校がヘボいので少し勉強すれば成績は上位に入りますから、自分は勉強も出来るし他の奴らとは違ってクールだ、みたいなキャラを作っていました。

大勢の人とワイワイとバカやるのは得意ではありませんでしたが、少人数相手でのトークはまぁまぁ得意でした。
なので、
「村瀬君って意外と面白いね!」
なんてことをよく言われ、そのギャップで女の子で少し遊んだりしてました。

そしてこれは一年の夏のことです。
夏休みを直前に控えた私は休み前に彼女を作って、夏休みを満喫したいという男子高校生なら誰しもが抱く野望に燃えておりました。
そんな時に、通っていた塾で出会ったのが薫さんです。

彼女は私の二つ上、高校三年生で、郊外にある中高一貫の女子校に通う人でした。
よく笑う人で、大きな瞳が綺麗な、そんな人でした。女優の桜庭ななみに似ている人です。
大学生のバイト塾講師に唆され、アドレスを聞いたのがキッカケだったと思います。

ですが、偶然お互いピアノが好きだという共通の趣味があり、間もなく惹かれあい、付き合い出しました。
私から告白したのがきっかけです。

薫さんは受験生でしたが、指定校推薦を受けられる自信がある程度あったらしく、割と頻繁に私と遊んでくれました。

付き合い始めて二回目のデート、夏休み中のことだったと思います。

午前はジャンボ海水プール、午後は遊園地、夜はそのまま近くのホテルに宿泊というテンプレートなナガシマリゾートでのデートプランでした。

着膨れする人らしく、思ったより薫さんの身体は華奢で、それなのに胸は想像の二倍近く大きく、色々とびっくりした薫さんの水着姿もさることながら、薫さんがホテルをダブルベッド一部屋しか予約していなかったことに、童貞高一の私は大変驚きました。
長島温泉に浸かり、暖まった身体をそのままに布団の中に潜りこみます。

当然私は正気ではありませんでした。
ドキドキが薫さんに悟られないかだとか、この後上手く行くだろうかだとか、色んな不安に圧されながらも、確かな期待感が私の中にありました。
そんな事を考えていると、薫さんが口を開きました。

「村瀬君、わたしね、村瀬君のこと、世界で一番大好きなんだ」
明かりの消えた部屋から海を見ながらそう耳打ちされて、童貞の私もようやくスイッチが入りました。
普段はお姉さんキャラで、私をからかって軽くイジめてくる薫さんが、浴衣姿でこんな甘いセリフを囁くのです。
スイッチが入るのも無理ないでしょう。

「薫さん、ごめん・・・触っていい?」
「そういうのはいちいち許可取らなくてもいいんじゃないかな」
温泉とはついのぼせる寸前まで浸かってしまうものです。
薫さんのその顔の火照りも長湯のせいだったのでしょうか。
いかにもお姉さんな言葉を放ったその顔は、とても赤らんでいました。

私はおずおずと手を伸ばし、薫さんの背中に両手を回します。
温泉あがりの薫さんはほんのり暖かくて湿り気があって、何よりとても良い匂いがしました。

「村瀬君、奥手そうだから、お姉さんがアシストしたげたの・・・・・・あとは村瀬くんのペースに任せるから・・・」
伏目がちに、投げつけるようなぶっきらぼうさを含ませつつ、薫さんがそう言い放ちます。

「薫さん」
それに応えるようにそう呟いて、振り向いた彼女にキスをしました。
初めてのキスでした。短いキスでした。
唇が離れてすぐ目が合い、お互い恥ずかしくなって隠れたくなって、でも隠れる場所がなくって。

隠れる代わりに瞳を閉じて、もう一度キスをしました。
唇を離せばまた目が合って恥ずかしくなってしまいますから、唇を離すに離せず、気がつけば舌を差し込んでいました。
鼻から抜けたような甘い声が、時々聞こえ、5分か10分か、とても長いキスでした。
途中で息苦しくなって口を離した時にはお互い軽く息が切れていました。

「すごいエッチなキスだったね・・・」
恍惚とした表情で、若干息を切らせながら薫さんがそう呟きました。
「もっとしよ・・・?」
さらにそう続けると、薫さんは私を軽く押し倒しました。

片手を私の背中とベッドの間にねじ込むと、もう片方の手は私の後頭部を優しく捕まえ、強引に唇を奪いました。

貪るようなキスに囃したてられ、私も彼女の背中に手を回し、掌でも彼女を感じようとそのまま背中を撫で回しました。

キスに興奮したのか、私の掌の弄(まさぐ)りに興奮したのか時折薫さんは鼻から抜けたような短い嬌声をあげます。

「エッチなこと、しちゃおう?」
唾液の糸で繋がった小さな口から、どこか背徳感を滲ませたセンテンスをこぼすと、薫さんは右手を私の股間にやりました。
浴衣の上から私の股間を優しく撫で、私の興奮を煽ります。
私もそれを受けて、薫さんの胸を浴衣の上から揉みました。

月並みですが薫さんの胸は驚くほど柔らかく、また手に余る大きさ(後で聞くところによるとEカップ)がありました。
押し倒されたその下から揉んでいたためか、やたらと重量を手のひらに感じ、童貞の私を大層驚かせました。

興奮した私は、薫さんの帯をほどき、浴衣をはだけさせました。
前の開いた浴衣から、薫さんの胸が顔を覗かせます。
恥ずかしいと薫さんは小さな声で云いましたが、私は気にもかけずただ薫さんの生の乳を揉んでいました。



人差し指と親指で乳首をつまみ、残る指と掌で乳全体を揉みました。
薫さんは喘ぐことしか出来ず、力なく”くてっ”っと私の上にへたり込み、私への愛撫も止まっていました。
私は二人揃ってぐるんとベッドの上を回り、私が薫さんのマウントポジションにつきました。

「村瀬くん・・・・・・しよう?」
薫さんが潤んだ瞳でこちらを見ながらそう誘いかけると、もぞもぞと身体を動かし、脱皮するように浴衣を脱ぎました。
豆球に照らされた薫さんの身体はとても白く、どことなく丸みを帯びて、とてもいやらしく見えました。

薫さんの動きに呼応するように私も浴衣を脱ぎ、いきり立つ愚息を右手でアシストし、薫さんの蜜壺を目指します。
薄い茂みのやや下の、豆球の微かな光をうけて煌めくその愛液の出所を、位置を確認するように先端で撫ぜると、薫さんが激しく喘ぎました。

私がぐっと腰を押し込むと、悲鳴めいた嬌声が部屋に響きます。
「あぁっっ!!そんなっ・・・急に・・・」
薫さんは顔をしかめ、くっと顔を左へと背けました。
私は脱童した喜びの気持に包まれて、挿入したまま動かずに何かぼんやりとしていました。

「むら・・・せくん・・・好き・・・・・・」
愚かしい私はこの時に初めて気がつきました。
この薫さんが処女だったことに。
彼女の目には涙が浮かんでいました。
ただ挿れているだけなのに、その表情からは苦痛が読み取れました。

「薫さん、ねぇ、もしかして・・・」
「そう・・・・・・初めてなの・・・あなたがね・・・村瀬くんが私の初めてなの・・・」
「そ、そんな・・・」
「良いの・・・・・・私の青春・・・私の終わりかけてた女子校での青春を・・・あなたが拾い上げてくれた、その時から、私のは村瀬くんに捧げようって・・・・・・決めてたから・・・」

私は何も言えないでいました。
あの”お姉さん”だった薫さんが処女だった、その衝撃に思考が停止していたからでしょう。
伏目した私の視界の真ん中には、血の滲んだシーツがありました。

「キスして・・・」
私はロボットのように彼女にキスしました。
自らの意思を失い、ただただ指示された事をこなす機械のように、キスしたのです。

「あぁ、、好き・・・・・・」
息継ぎの間にそう漏らした薫さんの両手を、私は本能的に貝殻繋ぎにしました。
そしてまた、薫さんの唇を貪ります。
両手、唇、性器、その四点で私たちは結ばれたのです。

程なく、薫さんが両足を閉じ、私の腰をホールディングしました。
それはまるで私の腰を唆しているように感じられ、私は四点結合をほどかぬまま、腰を振りました。

嬌声は塞がれた二人の口の中だけに響きました。
両手のひらは汗に溺れましたが、離れることを許しはしません。
十分ほどして私が目の前に絶頂を感じると、私は腰を振るペースを上げました。
察したらしい彼女は、私の腰を唆した時のように、再び膝を曲げ、ガッチリと私をホールディングしました。
それを受けて私は意を決し、情動のままに中へ出しました。

ドク、ドク、ドク、ドクと大きく四回脈打ち、その度に精はその役割を果たそうと膣の奥へ潜り込んでいきました。
薫さんは暫くその両足で私を掴んで離しませんでした。

力の抜けた下半身とは裏腹に、私は彼女の唇を未だに貪っていました。
もちろん両手は依然として貝殻です。
下半身が解放され、ぬるりと膣から愚息が抜け出すと、とろりと精液が膣穴から流れ出しました。

直後薫さんを見やると、目が合いました。
「・・・・・・・好き」
気まずさの無い沈黙の後、薫さんは、いつもの、ほにゃっとした笑顔でそう呟きました。
その笑顔に顔をうずめるようにして、私は再度キスをしました。
愛のある、深いキスでした。私の愚息はまたいきり立ちます。

「もうそんな痛くないから大丈夫・・・来て?・・・」
薫さんは女豹のポーズで私の愚息を眺めると、そう誘いました。

そんな甘言を鵜呑みし、私は私の愚息の思うがままに、その女豹の後ろから、交尾するかのように薫さんの膣に再び愚息を挿れました。

「あああっっ・・・!」
悲鳴にも似た声を上げると、薫さんはさっきまで私の掌を握っていたその手で、ベッドのシーツを強く握り締めていました。

横から少し顔を覗き込むと、薫さんは目と口を強く閉じ、眉間に深いシワを寄せ、何かに耐えるような表情をしていましたが、私の腰は止まる事をせず、ただただ欲望のままに薫さんの中を攻め立てました。

そのうちに、薫さんの口から喘ぎ声が溢れ出しました。
「あっ、あっ、あっ、あっ」
腰のリズムに合わせて喘ぐ薫さんに、私の身体はまた限界を感じました。
「イきそう・・・」
「あっ、あっ、あっ、あっ・・・・・・いいから・・・・・・もう一回・・・・・・中でいいから・・・・・・」
「んっっ、、・・・・・・」

もう一度中で良い、その言葉を聞いた瞬間に中に出しました。
無意識のうちに鷲掴みにしていた、私に突き出されたその魅惑的なお尻から愚息を引っこ抜くと、さっきにも増して精液がだらりと滴りました。

この日はこんな調子で8回も中に出しました。
午前中にプール、午後に遊園地を一回りした後の8回ですから、若さとは恐ろしいものだとつくづく思います。

明朝、8回注ぎ終わってから恐る恐る薫さんに尋ねてみると、
「お母さんの教えで、基礎体温計っておく習慣はずっと前からあったんだよね。今日がセーフなのはたまたまだよっ」
そう言って、ガバッと私に抱きつきました。
これが私の初体験です。

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