セックスもまだだった彼女がタチの悪い先輩に犯された


大学生の頃の話をしようと思う。

<当時のスペック>
俺:20歳になったばかり。
真面目さくらいしか取り柄がなく、「いつもおどおどしている」とよく人に言われていた。
痩せていて、ひょろっとした体型は今も変わらない。

M:彼女。
同じ学年だが、俺よりも誕生日が早くて21歳だった。
見た目はスポーツ少女って感じで、明るくて世話焼き。
中学生の頃からスポーツばかりやってたせいで引き締まった体。
だけど、胸が小さいことをコンプレックスにしていた。

Mとは大学の飲み会サークルで知り合った。
引っ込み思案なところを直したくて、少しでも人との関わりを増やそうと思って入った俺と、楽しいことが大好きで人と話すことも大好きなMは、はっきりいって正反対のタイプ。
なのに、なぜかMから告白されて付き合うことになった。

「弟みたいで、ほっとけない。私が近くにいるほうが俺くんにとっても絶対いいと思うよ」

なんて照れた顔をしながらも男前なセリフにやられてしまい、お付き合いすることに。
付き合ってみると、好きなお笑い芸人とか、食べ物の好みとか、驚くほど波長が合って、居心地が良かった。

ある日、サークルの飲み会のお知らせを受けて、しばらくは付き合いたての時間を楽しみたいからと参加を控えていた俺たちは、久しぶりに参加しようかということになった。
しばらくぶりに参加した飲み会は、少しメンバーが入れ替わっていた。
たちの悪い先輩が来ているのを見つけて、Mが何かされないように(俺が守ってやらないと!)って気合いを入れてたら、飲み始めてすぐに、その先輩が俺に絡んできた。

「なぁ、噂になってるんだけど。お前、Mと付き合い始めたってマジかよ?」

「ほ、ほんとです」

「ウソだろ、勘弁してくれよ?!Mのこと、俺も結構可愛いって思ってたのにさぁ」

あからさまに敵意を向けてくる。
それが1時間くらい続いて、さすがに嫌になってトイレにでも行こうと席を立ったんだ。
そしたら足を掴まれて、テーブルに勢いよく手をついたら、そこに置いてあったジョッキを盛大にぶちまけてしまった。

「おいおいおい!!何してくれてるんだよ!!」

先輩が大声で叫んだと思ったら俺の前に腕時計を見せつけて・・・。

「こないだ買ったばっかの時計だったのによぉ!ビールがかかって壊れたんだけど、どう責任とってくれるんだよ!これが一体いくらするか、お前にわかんのかよ?」

「すみません、弁償します」

謝るしかなくて、ひたすら頭下げてた。

「誠意を見みせるってんなら、ついて来いよ!おい、俺ら帰るから」

そう言われて、俺とMと先輩の3人で帰ることになった。
どこに行くのかと思ったら、少し高そうなマンションの一室に着いた。

「ここは?」

「俺の家だよ。誠意を見せてくれるんだろ?」

「はい・・・俺にできることなら」

「じゃあMと1回やらせろ」

びっくりして顔を上げたら、先輩はニヤニヤしてこっちを見ていた。
冗談を言うような人じゃないし、悪い噂ばかり聞くから、これも本気なんだろう。
でも今回の件は俺が悪いし、Mは何もしていない。



「誠意を見せるのは俺だけでいいんじゃないですか」と反発したら、「ごちゃごちゃうるせえよ!」と思いっきり殴られた。

俺は倒れ込んで、抵抗も虚しく手足を縛られ、口にはガムテープを貼られた。

「ちょっと!俺くんに酷いことしないでください!」

泣きそうな顔で俺をかばおうとしたMの顎を掴んで先輩は言った。

「じゃあ裸になれよ。それから俺に奉仕しろ」

Mは唇をぎゅっと結んで、先輩のこと睨みつけながら服を脱いで裸になった。
まだMとはセックスしていなかったから、このとき初めて裸を見た。
こんな状況でおかしいかもしれないけど、Mの裸が綺麗でドキドキしたのは覚えてる。
ソファーにどっかり座った先輩が股間をくつろげて汚いペニスを取り出した。
Mの頬を軽くペチペチと叩いて奉仕を要求する。

「俺くんは何も心配しないでいいからね」

Mは潤んだ目で笑って、先輩のを口に含んだ。
早く終わらせたい一心だったんだろう、口をすぼめて頭を激しく上下に振って、射精させようとしているのがわかった。
しばらくして先輩がMのポニーテールを掴んで、自分のペニスから引き剥がした。

「もちろん最後までさせてくれるよな?そしたらあいつには何もしないでいてやるよ」

先輩の要求にMは床に転がったままの俺を振り返って・・・。

「ごめんね・・・でも俺くんのことは私が守ってあげる」

そう言って先輩に向かって足を広げた。
先輩は大笑いしながら、前戯もなしにMの股間にずぶりとペニスを挿入した。

「いっ・・・う、うっ!」

痛がるMを見て、わざわざ結合部が俺に見えるようにMの足を持ち上げて見せる。

「おいおい!Mって処女だったのかよ!ラッキー。残念だけど、お前はそこで見てろよ」

先輩はMの胸を鷲掴みにして、めちゃめちゃに突き上げ始めた。
Mは喘ぐこともなく、涙を流しながら歯を食いしばって痛そうなうめき声をあげていた。
やっと先輩が射精して体をのけると、Mの股の間から血の混じった精液がこぼれ落ちた。
先輩は余韻を楽しむ様子もなくタバコを吸いながら缶ビールを飲んでいたけれど、「用も済んだし、もう帰れ」と言ってバスルームへ消えていった。
それを見てすぐにMは俺の拘束を解いてくれた。
俺もMも涙を流しながら帰った。

Mを部屋に送って、自分も帰宅して、Mにメールをした。

『M、今日は本当にごめん。俺のせいで・・・責任はとるから、なんでも言ってくれ』

精神的に疲れ果てていたのか、俺はいつの間にか眠ってしまって、朝になってスマホを確認したら、Mから短いメールが来てた。

『俺くんは何も悪くないよ』

嫌な予感がしてMの部屋へ行ってみたけれど、鍵が掛かっていて、ドアを叩いても反応がない。
毎日のように行っていたら管理人さんに言われた。

「あの部屋の子なら荷物をまとめて出ていったよ」

行き先は知らないって言うし、Mの友達にも聞いてみたけど誰も知らないみたいだった。
しばらくして、俺が壊してしまった先輩の時計はただの安物だったことを聞いたんだけれど、そんなこと知ったところでどうにもならない。
Mの実家の場所も知らないし、どうにも連絡の取りようがなかった。
そしてMとはそれっきりだ。

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