小学生の時にはすでに性について僅かながら興味が芽生えてたのだけど、中学生になったばかりの姉には、当然性的な興奮など感じなかったので、「ナプキンとタンポンってどう違うの?」なんて質問をシレッとしてしまった。
ちょっと困った顔をされた後・・・。
「どちらも生理の時に使うものだけど・・・。上手く説明できないな。まだタンポンの使い方には慣れてないんだ」と、返された。
姉とは一緒にお風呂に入ることが多かったこともあり、どうやって装着するのかを聞いてみた。
「どうしてそんなことに興味があるの?」
もっと困った顔でそう返された。
俺「だって女の人って毎月大変なんでしょ?僕にはわからないことだから、どのくらい辛いのか知りたいんだ」
姉「私もタンポンの付け方はまだ練習中だし、どう違うかなんてハッキリ説明できないよ」
俺「じゃあ、どうやって使うの?」
姉「あんた、変なことを気にするよね。う~ん、じゃあ今日お風呂入るときにちょっと見せてあげるよ。でも、恥ずかしいから誰にも内緒だからね」
俺「うん!」
脱衣所に入ったときに、まずはナプキンの付け方を見せてもらった。
下着にテープで貼り付けて、それを普通に穿くだけで、面白味はなかった。
次にタンポンだけど、これは風呂場に入ってから付けることになった。
湯船の縁に腰掛ける姉。
風呂場の洗髪用に使うための小さなイスに腰掛ける俺。
姉が足を開くと、ちょうど股間が正面の高さに見える位置関係だ。
いつもは閉じられたアソコしか見たことがなかったので、足を開いたときのアソコを見て、複雑な形に内心びっくりした。
姉「あんたに見られてるとやりにくいな・・・。なんだか・・・変な感じ・・・」
俺「だ、大丈夫だよ・・・」
全然大丈夫ではなかったけど、悟られないよう平常心であるかのように装った。
姉はタンポンの先の部分をアソコにあてがって、何度か入れようとする。
姉「これを、ここの所に入れるんだよ。だけど凄く怖いんだよね・・・」
俺「入れる?これを入れるの?」
正直、そんな話を聞いて驚いた。
こんな物体を体の中に入れるとは想像もしていなかったからだ。
姉は左手でアソコのビラビラした部分を少し押さえながら、右手で持ったタンポンを入れようとしてる。
姉「こ、怖いな・・・。痛くなりそうな怖さがあるんだよね」
俺「ふ~ん・・・」
姉「少しずつ・・・あっ、あっ、いやっ、怖い・・・」
俺「あっ、吸い込まれていく・・・」
ツルンと飲み込まれて、細いプラスチックのような物と紐だけがはみ出してるような状態になる。
姉「これを押し込んで、アプリケーターっていうのを取らないといけないんだ・・・」
そう言いながら細いストローのような物を押し込む。
姉「うっ・・・。えいっ!あ?うまく入ったかな?」
俺「は、入ったみたい・・・(ゴクリ)」
姉「あっ、あっ、取れた!アプリケーター取れた!」
俺「と、取れたね。だけど、まだ紐がはみ出してるけど?」
姉「これはこのままでいいの」
俺「えっ、でも仕舞わなくていいの?思い切りはみ出してるけど・・・」
姉「これはいいの、取り出すときに引っ張るんだよ」
俺「ふ~ん・・・」
姉「キャッ、いきなり引っ張らないでよぉ。あぁ、なんか変な感じに動いちゃったじゃない!」
俺「あっ、ごめん・・・」
姉「これでいいか、じゃあ取り出すよ。うっ、あぁ、なんか引っかかる感じ。うわぁ・・・取れた!」
俺「なんか随分膨らんでない?」
姉「水分で膨らむんだよ」
俺「そうなんだ・・・。面倒くさいんだね」
姉「面倒くさいんだよ。女は色々大変なんだよ。イヤだな~。生理・・・」
最後に「絶対に誰にも言わないでよ」と念を押されて、そのままいつも通り風呂に入り、「怖かったな~」という姉の感想と、恥ずかしそうに微妙にはにかんだ顔が可愛いなと思った。
色々と勉強になった少年時代であった。