彼女(啓子さん)と同棲している大学の先輩の家へ遊びに行った時のこと。
3人で鍋やってその後飲んでたんだけど、23時頃になると啓子さんは翌朝早くから用事があるとかで、もう寝ると言って隣の部屋に引っ込んでしまった。
その後も先輩と2時ぐらいまで飲んでたんだけど、そのうち
「お前付き合ってる女か好きな女いないのか?」
といった話になり、俺は
「まだ女とつきあった事がない、好きな子はいるけど前に出ただけで真っ赤になって喋れなくなる」
って言ったら、先輩は、
「童貞は女をやたら神聖なものみたいに考えすぎだ。女も男も所詮同じ生き物なんだぞ」
「お前風俗やストリップには行った事ないのか」
「なんだ女の裸も生で見た事がないのか」
そして、酔ってる先輩は、
「よし、女がどんなもんか見せてやる」
と言って俺を隣の部屋に連れて行った。
で、先輩は既に熟睡してる啓子さんの布団を捲り、パジャマの下とパンツを同時に引っ張って一気にずり下ろした。
部屋の電気は点けてなかったけど、飲んでた部屋の明かりでばっちりあそこの毛が見えた。
そして先輩は
「もっとこっちに来て見てみろ」
と言って啓子さんの足を開かせるように引っ張った。
内心、こんな事してたら絶対起きるとヒヤヒヤしたが、酔った大胆さも手伝って、足元の方に近づいて四つん這いになるようにして覗き込もうとした。
先輩が
「見えたか?」
と聞かれたけど、結構毛が濃くて暗いので小声で
「見えません」
と言ったら、先輩は
「もうちょっとか?」
と言って啓子さんの足を一気に広げた。
すると、啓子さんはさすがに目を覚まし、
「○○(先輩の名)何やってんのよ。私朝早いんだよ、今日は出来ないよ」
とか寝ぼけ眼でぶつぶつ言って体を起こした。
俺はさっさと逃げればよかったのに体が固まってしまい、啓子さんに見つかってしまった。
啓子さんは、先輩以外の男に丸出しの下半身を見られてる事にようやく気づいたらしく、
「キャッ!」
と言って布団をひっかぶると
「出てって!!2人とも出てってよ!!」
とヒステリックに叫んだ。
先輩は
「俺の後輩の性教育に協力ぐらいしてくれてもいいのに。しょうがないな、もうちょっと2人で飲もう」
と言って固まったままの俺を引っ張っていき、
「おやすみ」
と言って間のふすまを閉めた。
こっちを睨んでる啓子さんの目が暗闇の中で光ってるような気がして怖かった。
結局俺は毛を見ただけで、女性のオマンコがどんなものかも見る事が出来なかった。
結局明け方5時頃まで飲んで帰ったんだけど、先輩は酔っててその時の事を全く覚えていなかった。
当然啓子さんに俺の事を弁解してくれるわけもなく、それどころか、
「啓子がお前を2度と連れてこないで、顔も見たくないって言ってたけど何か怒らせる事したのか?」
と聞いてくる始末。
悪気がないだけに文句も言えなかった。