友達（ユースケ）とその彼女（広美）が 俺に女を紹介してくれるということになり、ユースケの家で飲み会になった。
ユースケは、中学、高校と仲がよく、大学は別々だが、よくコンパなどに呼んでくれる旧友だった。ルックスがよく、やさしく、しかも男気があり、更に不思議な魅力がある男だ。
広美とはコンパで出会った。
そのコンパには俺もいて、一目で気に入り、告白したのだが、
「好きな人がいるの」と断られた。
見た目は 奥菜めぐみに激似で、背は低めだが、スラっとしている。
性格もやさしく、男の一歩後ろを歩くようなところがあり、
おっとりしたしゃべりかたで、悪気のない天然の子で、男女共に人気のあるタイプだ。
告白したことを知っているのは 俺と広美だけ。
この日の広美は、ユースケの家に待機していたせいか、
ラフな短パンにＴシャツだったが、きれいな足が魅力的だった。
二人が紹介してくれたのは、ユースケのテニスサークルの一つ下の後輩（慶子）
慶子は 小倉優子風の純情そうな感じだった。
けっこう勝負服って感じで、キャミにひざ上のフレアスカートで、
こちらもかわいかった。
俺のためというよりは、ユースケのためだろう。
慶子と広美はとユースケを通じて知り合ったせいか、微妙な関係のようだった。
慶子とユースケが仲良くしてても、控えめな広美は何も言わなかった。
それが見ていた心苦しかった。
四人はとりあえずユースケのハイツの近所の駅で落ち合ったが、
慶子は明らかにユースケに目がいっていた。
そのまま近くのスーパーで買い物をし、
ユースケの家で慶子と俺の出会い大会が開かれた。
８月だというのに、なぜかちげ鍋を囲んでいた。
このあたりがユースケの不思議なところだが、
控えめな広美とユースケにメロメロな慶子と紹介されてる立場の俺では、
だれも彼の発想を止めることはなかった。
席は時計回りに 俺→広美→慶子→ユースケ
カップルが隣同士じゃないんだ・・・広美の背中には大きなベットがあった。
（ここで抱かれてるんだなあ・・・）
辛いチゲ鍋にはビールが良く合う。
あまりお酒を飲めない俺と広美だが、さすがに一人２、３本あけたが、
ふと前を見ると、すでに慶子とユースケで１０本近くあいていた。
慶子はそうとうサークルでもまれてるのだろう。
まだ２０になったばかりなのに、むちゃくちゃ強そうだった。
鍋もぼちぼち飽きてきたころ、ユースケが泡盛をもってきた。
すでにビールでふらふらになっていたが、広美がいるという喜びからか、
出された泡盛もがぶがぶ飲んだ。
隣を見ると、大きな目がふさぎかかってる広美がいた。
俺「広美さん 大丈夫？ユースケ 広美ちゃん つぶれかけてるよ。」
ユースケ「一度 寝たら なかなか起きないし、そっとしといたって」
慶子「広美さん、大丈夫？布団掛けてあげるね」
こんなやりとりをしつつ、なんとなく泡盛のおいしさを楽しんでると、
向かいの二人があやしい雰囲気になってきた。
女癖はよくないユースケだが、まさか彼女の目の前で？っと思いながらも、
酒に酔った俺はだんだん眠くなってきた。
何分眠っていただろう・・・
ふと気がつくと、俺は広美の横で寝ていた。
広美越しにユースケたちを覗くと、なんと、キスをしているユースケと慶子がいた。
慶子が小声で「Ｓさんがいるじゃない」
ユースケ「いやかぁ？でも、きらいじゃないだろ？俺のこと」
慶子「・・・・・でも」
ユースケ「クスクス・・・」
慶子「広美さんが起きちゃうよ」
ユースケ「広美は一度寝たら起きないから大丈夫」
たぶんそんな会話だったと思う。
部屋はすでにまっくらで、閉め切られていたためほとんど光はなかったが、
時計の光が以外に明るく、こちら側からは、以外に見れた。
ユースケは服の上から胸をなでながら、耳元を丹念に攻めている。
慶子は以外に胸が大きそうで、見ていてこっちも興奮してきた。
慶子の胸をなでた後は 服を脱がすことなく、スカートの中に手を入れて、
まさぐりだした。
声を抑えながらも、「んっ んっ」と我慢してる慶子だが、
グチュグチュという音は俺にまで聞こえた。
すると、胸元でごそっと広美が動き出した。目が冷めてしまったようだ。
二人の行為を見ていた俺は、はっっとして、広美の頭を抱きしめた。
初めて抱きしめた あの広美を・・・
広美の髪はいいかおりがした。
瞬間幸せだったが、現実に帰ると、広美が彼氏の浮気を目撃しないため、
必死に抱きしめた。
すると、広美も腰に手をまわしてきた。
（まさか！なんで？ん・・・まさか俺をユースケと勘違いしてないよな？）
そう思いながらも抱きしめあってるという幸せを、
一瞬でも長く感じていたかったので、だまっていた。
すると広美が小声で「してるの？」っと言い出した。
（やっぱり俺のこと ユースケと思ってる！！）
血の気が引いた。
俺をユースケだと思っているということにではない。
ユースケのふりして触ってやろうとしてる自分にだ・・・
俺は広美の背中に手を入れた。ユースケたちのことを見ながら・・・
しかし広美は抵抗しない・・・
そのままブラをはずし、広美の背中に回った。慎重に、二人にばれないように・・・
そして、背中から広美の胸を生で触った。
しかし、あまり長く触ると、ばれるかとおもったので、
そのまま布団にもぐりこみ、なめた。存分になめた。
いつばれても後悔しないように。
広美の巨乳ではないが、敏感だった。
声を殺しているのがわかったが、それが俺を余計に興奮させた。
広美もかなり酔っているのだろう。
普段なら、たとえ彼氏でも、こんな状況じゃさせないだろうし、
触られてる感覚で、なんとなく違うとも感じるだろうが、
運のいいことにお酒の力が味方した。
俺はそのまま広美を背中越しになめた。
ウエストはバレィをしていたせいか、すごくくびれてる。
そして、ついに憧れの所にたどり着いた。
もともと二人のからみでカチカチだったが、それがさらに硬くなったのを感じた。
俺は広美の手を自分のものへ導き、触らせた。
広美はチャックを下ろし、俺のものをパンツの上からなでた。
隣の声のリズムが良くなった。
「あぅ、ん、、あん・・・・あっ あっ あっ」始まってる。
たぶん始まってる、挿入してる。
ユースケが 慶子に・・・
その瞬間、俺の中の何かが切れた。
うつぶせのまま広美に、のしかかり、広美の短パンとパンツを脱がし、指マンをした。
クリを攻めたが、もうグチョグチョだった。
クリをなでるたびに、広美の肩がビクンとし、ビクンとするたび、股が開いていった。
指を入れた。
あの広美のマンコにだ。すんなり入った。それと同時に俺も下を脱いだ。
そして、そのまま広美を起き上がらせることなく、後ろから入れようとした。
が急に、広美が寝返りをうとうとしだしたので、俺は抑えた。
このときはユースケと慶子のからみを広美が見て、
ショックを受けることを防ぎたいわけではなく、
それがばれて、このまま入れれなくなるかと思ったからだ。
しかし 広美は小声で「イヤ」っと言い出し、
首を横に振りながら、くるっとひっくり返った。
バックが嫌いみたいだった。
広美は 俺の顔を見た瞬間 はっ！っとした。
Ｓ「え・・・！！」
その瞬間 俺は広美を押さえ込み、股を開こうとした。
広美も抵抗した。
しかし、すでに俺の足が、広美の股の間にあったので、
ググッと体を押し込んで開かせた。
広美が声を出しそうになった。
やばい！っと思った瞬間、広美が横をみた。ユースケと慶子のからみを見たのだ。
その瞬間、広美の体から力が抜けた。・・・
その瞬間、やってしまった。俺は悪魔に魂をうったのだ。
「グッグッ」
入れてしまった。気持ちよかった。
あったかく包まれるようだった。
奥までつくと、ものすごく気持ちよい感触だった。
広美は泣いていた。
ユースケと慶子にばれないように泣いていた。
泣いてる理由は、犯されてることになのか、
ユースケの浮気を見たからなのかはよくわからない。
俺はつき続けた。彼女の胸に顔をうずめながら。
どうなってもいいという感覚で。
そして・・・
中で果てた・・・ 思いっきり中だしだ。たぶん早かったと思う。
人生で最高に幸せだった。
そして 最高に幸せな瞬間から、最悪な罪悪感に陥った・・・
広美を見ることができなかった。
（これからどうする？まだユースケと慶子にはばれてない）
俺は広美の横にそっところがり、広美の顔を恐る恐る見た。
すると広美が俺の胸の中に顔をうずめた。
意味はわからない・・・しかし とにかく抱きしめた。黙って。
謝罪の意味をこめて。
俺は広美を抱きしめながら、まだ続くユースケと慶子を見ていた。
広美は耳を手でふさいで、ずっと泣いていた。
ユースケと慶子も、かきょうに差し掛かってる感じだった。
すると、小さな慶子の声で「ダメ、ダメ、・・・」っといったと思うと、
ユースケの動きがとまった。
ユースケも中でいったようだった。
１分ほどたって、ユースケと慶子がこっちを覗いた。俺たちはじっとしていた。
すると、慶子が突然泣き出し、少し怒っている様子で、
捲り上げたスカートをさげ、パンツをはいて、ユースケを払いのけ、深夜に出て行った。
少ししてからユースケはそれを追いかけた。
そのときに 俺はユースケのとこにあったティッシュをとりにいき、
自分のものを拭いて、さらに広美に渡そうとしたが、
広美はうずくまったまま、ピクリとも動かなかった。
俺はそのままズボンをはき、部屋を出て行った。
その後、ユースケから、何度か連絡があったが、一度も電話には出なかった。
半年くらいたって、ユースケから、おそらく初めてというくらい携帯にメールが入った。
「広美に子供ができたので、結婚します」っと、顔が真っ青になりました。
それからは携帯を変え 連絡を取っておらず、大学も中退。
精神的にやんでましたが、最近ばったり、広美にあい、詳しく事情を聞いた。
詳しくはいえないが 俺の子ではなく ユースケの子らしい。
正直ホットして それからユースケに連絡をとり、祝いをつげた。
