息子は我慢出来なくなったのか荒々しく私に抱きついてきました


16年前、朝起きてTVをつけると、ニュースがなにやら普通でないことがわかりました。次第にわかってきたのが、関西地方で地震、しかも大地震らしいことがわかりました。
主人は出張で神戸にいたんです。安否がわかるまでに一週間ほどかかりました。
主人は倒壊した建物の中から、残念な形で見つかりました。周りに支えながらじゃないと、立つことも出来なかった私でしたが、当時10才の息子は気丈でした。
月日が流れ、息子が中二になり、元気に逞しく育ち、亡き主人に似てきた息子、でも私の精神は1月17日で止まったままでした。

自分でもなんとか立ち直り、前を向いて生きて行かねばと思いながらも、なかなか出来ずに焦り、追い込まれた感じになり、余計に不安定な精神状態に、葛藤してました。
心の寄りどころを求めた結果、主人に似てきた息子でした。

別々な部屋で寝ていた私達は、息子と布団を並べて寝るようになり、やがて私から息子の布団に入るようになりました。

一緒の布団で寝るようになって僅か数日、息子は我慢出来なくなったのか、荒々しく私に抱きついてきました。

抱きしめられた私は、凄い心の安らぎを覚えました。



そしてお腹のあたりに当たる、息子の堅い物もわかりました。
これが欲しい、これがあればもっと安らげるんじゃないかと思った私は、ズボンの上から触ってました。

被さってきてた息子を仰向けに寝かせ、私は布団に潜り、ズボンを脱がせました。

薄暗い中で、息子の堅くなった物を見ると、久々に子宮が熱くなったような気持ちでした。
口にすると、息子はビクンと震え、数秒で放出でした。

それでも萎えてない息子に、布団から出て聞きました。
「もっと、いい?」
頷く息子に、私も下を脱ぎ、息子にまたがり、堅い物を握りながら、私は腰を深く落としました。

安らぎと久々の感触が心と身体を癒やしてくれました。
上も脱ぐと息子はお乳を下から触ってくれました。

「母さん」
とつぶやいた息子は次の瞬間、温かい物を放出させてました。
そのまま倒れ込み、私は息子を抱きしめました。

震災から四年たってましたが、四年前から止まったままの私の精神を、一気に四年、巻き上げてくれたような気持ちでした。

そしてやっと震災を吹っ切ることが出来た感じでした。
それ以来息子は私の心の寄りどころです。

今、未曽有の震災にあわれてる方々、心の安らぎが早く訪れることを、心よりお祈りいたしております。

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