俺を守ってくれた義母
俺は昭和生まれでかなり悲惨な幼少期を過ごした。あれは、小学5年だった頃。
俺は文字通り夜逃げをする事になった。まるで漫画や映画の世界みたいな事を小学*の時に体験したのだ。何故夜逃げする事になったかと言うと親父が危険な仕事に手をだし、ヤクザっぽい奴らに追われていたからだ。
行方を眩ました親父に代わり、俺を守り育ててくれたのは義母の雅子。
雅子は瓜実顔の古風な美女で、継母のイメージがまるで似合わない心優しい女性だった。
鎌倉の旧家の育ちで品もよく、名門の女子大を出ていた彼...