姉の中に白濁した弟の欲望がぶちまけられた・・
弟「すいません。俺、姉友先輩とは付き合えません」
姉友「・・・そうだよね。分かってた」
弟が頭を上げた時、姉の友人は弟に背中を向けていた。
屋上からは近くを流れる川と五月の新緑に覆われた山々が望める。
夕暮れ時の逆光で姉友の表情は分からない。
グラウンドを走るサッカー部の掛け声が響く。
姉友「弟くん来てくれてありがとう。ちょっと一人にさせてね」
振り返らないまま姉友は言った。
弟は会釈をしてそこを去った。姉友は最後まで弟の方を振り返らな...