自分が入院していたわけではないが、ちょいとエッチな事が起きた・・・


婆さんが入院していて、しょっちゅう見舞いに行ってた。

というのも、婆さんが意識が無い状態で、

家族が頻繁に見舞いに行かないと、

婆さんがずさんに扱われる可能性がある、ってな話しを聞いたから。

で、2日に1回くらいの割合で見舞いに行くもんで、

看護婦とも、結構仲良くなった。

さて、話しは前後するが、婆さんは急患だった。

それだと、料金の安い大部屋が空くまでは、

高い個室に入院する事になるのだ。

で、2ヶ月くらい待って、大部屋へ移動。

その移動の3日前に、例によって一人で見舞いへ行き、

タオル取り替えたり、寝間着取り替えたりし、

病室でジュース飲んで一休みしている所へ、

見回りの看護婦さんがやって来た。

いつも通り挨拶して、短い世間話をして間を繋ぎ、

看護婦さんが部屋を出る時に、

「おばあさんの入院前の様子とか聞きたいんですけど、まだ居ますか?」

居るという事を告げると、すぐ来るから待ってて欲しいと言われ、

それに素直に従った。

10分後位に、さっきとは別の看護婦がやって来た。

(仮に、K子と言う名前にしてしまおう)

K子は、話しが一番合う看護婦さんで、

入院前の事を世間話を含めて話した。

しかし、2ヶ月近くも入院しているのに、

何故今更に入院前の話しなのか?その旨を聞くと、

それはどうでも良い話しで、本題は別に有ると言う事。

その瞬間に、「病院でナースと×××か!?」と頭の中は勝手に混乱。

思考回路先走りすぎ。

・・・が、K子から出てきた言葉は、

「付き合って欲しい」との事。

生まれて初めて女の人から言われて、相当に動揺してしまい、



考えるより前にOKの返事をしてしまった。

翌日、浮かれだって再び見舞いに行くと、

彼女になったK子が、

いつも通りに体温計やら血圧計のトレイを持って入って来た。

で、婆さんの体温やらを測っている間に、

一緒に遊べる日時を決めていた。

結果、2週後になったのだが、

なんだか甘い雰囲気になり、

どちらからともなくキスしてしまった。

もち、濃いやつ。

そのキスが目茶目茶燃えてしまい、

K子が仕事中にも関らず、さらに欲情してしまい、

思わず腰の方に手が伸びた。

当然だが、「仕事中だから」と言われてしまったが、

言いながらも、K子の手はこちらのズボン上からアレを触ってくれてた。

結局、それ以上はいかなかったものの、あれは相当に萌えた。

K子とは、最近破局。

何故破局したかというと、

ある日病院でJ看護婦に

「きょうはK看護婦さんは居ないのですか?」

と聞いたところ、

J看護婦さんは顔面蒼白になり

「ちょっとこちらへ来てください」

と袖を引っ張ってナースステーションに連れ込まれた。

そこで婦長さんを交えて聞かされた話は、

もう3年も前に不治の病の若い入院患者と心中した看護婦がいて、

なんとそれがK看護婦だというのである・・・。

婦長さんの他に事務局長まで出てきて

「このことはどうか他言なされぬように」と、

幾ばくかのものが入った封筒を渡されたが、

こちらはそれどころではない・・・。

そう言えばデートも必ず深夜の青山だったし、

彼女の住処には招かれた事が無い。

身の毛もよだつ経験だった・・・。

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